マカオの総体失業率1.8%=15年第2四半期

マカオ政府統計調査局が7月27日に公表した最新の雇用統計によると、今年(2015年)4〜6月の総体失業率は前回調査(3月〜5月)から変わらずの1.8%、就業不足率は0.1ポイント上昇の0.4%となった。

今年4〜6月期の労働人口は40.54万人、労働参加率は73.9%。このうち、就業人口は39.83万人で前回調査時から200人減少。

失業人口は前回調査から変わらずの7200人。このうち、初めて職探しをする新増労働力の占める割合は3.6ポイント上昇の9.5%。

今年第2四半期の総体失業率は1.8%、マカオ居民(マカオ居留権保有者)の失業率は2.5%で、いずれも第1四半期から0.1ポイント上昇。就業人口は1200人の減少で、このうち55〜64歳が900人を占めた。業種別の就業者数は、不動産業及びビジネスサービス業従事者が1400人減の2.96万人、ゲーミング(カジノ)及びゲーミング仲介業が800人減の8.38万人、ホテル業は2300人増の2.84万人。

このほか、就業人口の平均月収は1万5000パタカ(日本円換算:約23.2万円)で第1四半期と変わらずだが、マカオ居民に限ると500パタカ(約7700円)減少の1万7500パタカ(約27.1万円)となった。

マカオの町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

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