クリスマスを通じ市民の環境意識高める―環境保護局

マカオ政府環境保護局では、クリスマスシーズンの到来を前に市民にあらためて環境意識を高めるよう呼びかけを行っている。13日、クリスマスを通じた環境意識向上のため、公式サイト上に特設ページをオープン。

環境局ではクリスマスプレゼントについて、過剰包装をなくすことなどを提案。統計によると、マカオの14歳人口は約66,000人で、1人当たり100グラムの包装紙を減らすことで二酸化炭素排出量を17.6トン減少できると試算。これは1300本の木が1年間に吸収する量に相当するという。

クリスマス装飾ついても素材の再利用や環境効率の高い電飾の使用などを通じて、ごみ削減、省エネ・節電意識を向上させたい考え。また、マカオではおよそ10万人がクリスマスパーティに参加するといわれ、使い捨て小皿とナイフとフォークなど合わせて20万セットが廃棄される計算だ。

観光保護局ではこういった情報を発信することを通じて家庭で環境について話し合う機会を作り、親子で環境について理解を深めることを期待しているという。

呼びかけポスター (c) DSPA 環境保護局

呼びかけポスター (c) DSPA 環境保護局

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は12月8日、同局が日本旅行業協会(JATA)を通じて組織した東京と…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は12月6日、マカオ警察総局による指揮の下、各保安部門が地域社会の良好な治…
  3.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  4.  マカオ政府が経済ダイバーシティ化の一環、また「舞台芸術の都」を築く目標に沿ってコタイ地区の南東部…
  5.  マカオ政府統計・センサス局は12月6日、今年(2024年)8〜10月の住宅価格指数を公表。 …

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun