香港、地下鉄駅構内の公衆電話すべて撤去へ=全87駅390台、委託事業社募るも名乗り上がらず

携帯電話の普及が急速に進むに中、街で公衆電話を探すことがすっかりなくなったという方も多いはずだ。香港では地下鉄駅構内から公衆電話が姿を消そうとしているという。

香港の日刊紙アップルデイリーが12月28日付電子版で報じた記事によると、近日、香港の地下鉄駅構内にある複数の公衆電話にサービス終了を知らせる貼り紙が見受けられるようになったとのこと。同紙が地下鉄運営会社のMTR(香港鉄路)に確認したところ、全87駅に390台の公衆電話を設置している委託事業者のシャインタウンテレコム(信京電訊)との契約が今年(2015年)末で満了するため、間もなくサービスを停止し、来年第1四半期中にもすべて撤去される予定との回答が得られたという。MTRでは、シャインタウンテレコム側から契約延長を希望しないとの意向が伝えられたことを受け、他の事業者に打診を行ったが、現在まで名乗りを上げる企業がないそうだ。

なお、MTRでは2013年7月8日から全駅で無料Wi-Fiサービスを展開している。

香港地下鉄欣澳駅のホーム。椰子の木の右側に公衆電話が見える(資料)—本紙撮影

香港地下鉄欣澳駅のホーム。椰子の木の右側に公衆電話が見える(資料)—本紙撮影

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