新IRブランド名を「グランドリスボアパレス」に変更=マカオカジノ大手SJM

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、SJMホールディングスがコタイ地区で建設を進める新IR(統合型リゾート)のブランド名を「グランドリスボアパレス」に変更したという。これまで「リスボアパレス」とされていた。

マカオの日刊英字経済紙マカオビジネスデイリーが2月14日に報じた記事によれば、SJMホールディングスのアンブロース・ソーCEOが同社の春節レセプションに出席した際に明らかにしたとのこと。

公報発表資料などを総合すると、グランドリスボアパレスの開業予定は2017年、敷地面積は約7万平米、延べ床面積は約52万平米(駐車場など除く)で、パラッツォ・ヴェルサーチホテル、カール・ラガーフェルドホテルなど3つのホテル、カジノ、料飲施設などで構成される。

完成予想模型(写真:SJM Holdings)

完成予想模型(写真:SJM Holdings)

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