マカオ、カジノ低迷続くも失業率1%台を維持=15年11月〜16年1月期雇用統計

マカオ政府統計調査局が2月26日に発表した最新の雇用統計によると、2015年11月〜2016年1月期の総体失業率は前回調査(2015年10〜12月期)と同水準の1.9%だった。不完全雇用率は0.1ポイント下落の0.4%。

マカオの失業率は2015年2〜4月期まで史上最良水準の1.7%を16期連続で維持した後、3〜5月期から5〜6月期まで3期連続で1.8%、6〜8月期以降は1.9%に後退している。

2015年11〜2016年1月期の労働人口は39.79万人、労働参加率は72.6%。このうち、就業人口は39.03万人で前回調査時から2800人減少。

失業人口は前回調査時から200人増となる7700人。このうち、初めて職探しをする新増労働力の占める割合は0.9ポイント下落の9.9%。

業界別の就業者数増減動向については、建設業が前回調査時から2500人(5.0%減)の4.86万人、ホールセール・リテール業が1100人(2.6%減)の4.35万人となったのが目立った。ゲーミング(ギャンブル)業及びカジノ仲介業については微増の8.14万人。

前年の同じ時期との比較では、労働参加率が1.7ポイント下落、失業率と不完全雇用率がそれぞれ0.2ポイント上昇。

マカオの月次カジノ売上が2014年6月から2016年1月まで20ヶ月連続前年割れ、2015年通期でも前年比34.4%減となるなど、基幹産業の不振に伴う経済低迷が長引いている。一方、大型IR(統合型リゾート)及び新ホテルのオープンラッシュも続いており、現在まで失業率に大きなマイナスは見受けられない。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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