マカオのカジノ機器メーカー及びサプライヤー数、前年から5社減少の28社に

マカオのカジノ監理当局にあたる博彩監察協調局(DICJ)によるライセンスを持つカジノ機器メーカー及びサプライヤーの総合計数が2016年の年初時点で前年の同じ時期から5社少ない28社となったことが最新の政府公報で明らかになった。

このうち、メーカーの数は前年から4社減、2社増の計26社となった。最新のライセンス保有社リストから名前が消えたのは米国ネバダ州ラスベガス拠点のサイエンティフックゲームスのグループ会社バリーマカオとWMSインターナショナル(マカオ)、オルターナティブゲーミングソリューション、オートゲーミングマカオの4社。いずれもマカオベースのアイコンゲーミングテクノロジー、ポロスペロス(インターナショナル)エンターテイメントテクノロジーの2社が新たにリストに加わった。

サプライヤーについては、前年から3社減の計2社に。新規リスト入りはゼロ。

なお、DICJの最新資料によれば、2015年末時点のマカオのカジノのスロットマシン数は1万4578台で、前年末からおよそ12.0%増だった一方、スロットマシンによるカジノ売上は117.54億パタカ(日本円換算:約1639億円)で、同18.6%減だった。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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