マカオ国際空港が好調持続、4月の旅客数11%増の53万人=過去最多の前年上回るペース

マカオ国際空港運営会社は5月4日、今年(2016年)4月の運営実績を公表。同社のプレスリリースによれば、中国本土および香港で大型連休のないローシーズンにあたる同月にもかかわらず、旅客数は前年同月比11%増の延べ53万人超、航空機発着回数は2%増の延べ4600回を記録した。

また、今年1〜4月の累計旅客数は200万人を突破。レガシーキャリアの利用客が前年の同じ時期から23%増となり、全体に占める割合は71%に達したという。

マカオ国際空港は1995年に開港。開港当初の短期間、ポルトガル・リスボンとの「国内線」が運航されていたこともあるが、現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCC(格安航空会社)の誘致に積極的なことでも知られる。

開港20周年にあたる昨年(2015年)には旅客数が前年比6.4%増の580万人となり、開港以来最多を記録。今年に入って以降も上昇トレンドを維持している。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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