マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡が5日間クローズ=6月26日〜30日、除草作業準備で

マカオ政府文化局は6月23日、ユネスコ世界文化遺産リストに登録されている歴史的建造物、聖ポール天主堂跡(天主教芸術博物館及び墓室を含む)について、同月26日から30日までの5日間にわたって一般公開を中止することを明らかにした。

今回の一時クローズの理由については、前壁背面部の除草作業を実施するにあたり、足場を組む必要があるためとのこと。除草作業は7月26日まで行われるといい、期間中、場合によって制限付き一般公開となることもあるという。なお、正面ファサードと広場については、除草作業中も通常通り見学可能としている。

聖ポール天主堂跡の前壁背面部(資料)-本紙撮影

聖ポール天主堂跡の前壁背面部(資料)-本紙撮影

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