マカオの世界遺産・聖ポール天主堂の除草作業が前倒しで完了=足場撤去のため一時クローズ

マカオのシンボル的存在として有名なユネスコ世界文化遺産リストに登録されている歴史的建造物、聖ポール天主堂跡の前壁背面部で実施されていた除草作業が当初予定より約1週間前倒しで終了したことがマカオ政府文化局(ICM)より発表された。

同局によれば、7月19日午後2時から7月21日午後2時にかけて足場を撤去する作業を実施する予定で、天主教芸術博物館及び墓室を含む聖ポール天主堂跡の一般公開を一時中止するという。

なお、除草作業を実施した理由について、植物の根が伸びることによる壁面の崩落を防止するためとしている。

除草作業のため全壁背面部に設置された足場(写真:ICM)

除草作業のため全壁背面部に設置された足場(写真:ICM)

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