マカオ政府金融管理局は8月15日、今年（2016年）7月末のマカオ特別行政区の外貨準備高（外匯儲備資產總額）の初歩統計が1552億パタカ（194.3億米ドル、日本円換算：約1兆9630億円）だったと発表。訂正後の今年6月の数値1512億パタカ（189.2億米ドル、約1兆9124億円）から2.6%の上昇となった。

7月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約12倍、広義マネーサプライ（M2）におけるマカオパタカ分の106.2%となっている。

また、7月のマカオパタカの貿易加重指数は106.39で、前月から0.87ポイント、前年同月から1.64ポイントのそれぞれ上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比、前年同月比でマカオパタカ高の状況にあることを示している。

マカオ金融管理局（資料写真）―本紙撮影