マカオの新IRウィンパレスが8月22日午後8時開幕=名物オーナーが現地で記者会見

米国ネバダ州ラスベガスに本拠地を置く国際カジノ大手、ウィンリゾーツがマカオ・コタイ地区で開発を進める大型カジノIR(統合型リゾート)ウィンパレス(中国語表記:永利皇宮)の開幕がいよいよ次週、8月22日に迫っている。

ウィンリゾーツは8月17日、現地で記者会見を開催。「ラスベガスを変えた男」とも呼ばれる名物オーナー、スティーブ・ウィン氏が登壇し、オープン時間が8月22日午後8時に決まったことや、リゾート内の特徴的施設の紹介などを行った。

記者会見でウィンパレスについて語るスティーブ・ウィン氏=8月17日、マカオ(写真:Wynn Resorts)

記者会見でウィンパレスについて語るスティーブ・ウィン氏=8月17日、マカオ(写真:Wynn Resorts)


(>>その他の写真は「マカオ新聞」公式フェイスブックの記事参照)

ウィンパレスのテーマは花で、ラグジュアリーでエレガントな雰囲気に満ちた統合型リゾートになるという。1706の客室・スイート・ヴィラ、ブランドショップや高級レストランが軒を連ねる1万8580平米のショッピングアーケード、多目的会議施設、スパ、ウォーターショーを上演する8エーカーのパフォーマンスレイク、その周辺をめぐるゴンドラ「スカイキャブ」、カジノなどが一堂に会する。

なお、ウィンパレスは隣接区画に計11エーカーの開発予定地が有しており、第2フェーズとしてフラワーパークの開発などを視野に入れているという。

ウィンパレス外観イメージ(写真:Wynn Resorts (c) Barbara Kraft)

ウィンパレス外観イメージ(写真:Wynn Resorts (c) Barbara Kraft)

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