中国本土からの訪マカオ旅客数17.1%増=15年

このほど、中国旅遊研究院(CTA)と銀聯インターナショナルが公表した年次レポート「中国アウトバウンドツーリズム(2016)」によれば、昨年(2015年)に中国本土からマカオを訪れた旅客数は前年比17.1%増だったという。

中国本土からのアウトバウンド先のトップ3は香港、マカオ、台湾の大中華圏地域で、合計旅客数は18.5%増の延べ(以下同)約8500万人に上り、全体の77.3%を占めた。中華圏以外のトップ10は、上位から順にタイ、韓国、日本、ベトナム、米国、シンガポール、オーストラリア、インドネシア、マレーシアの順。

なお、昨年の中国本土からのアウトバンド旅客数は9.8%増の1億1700万人で、伸び率は前年の20%から下落した。CTAでは今年は11.5%増の1億3300万人に達し、今後も堅調に推移するとの見通しを示している。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡=2016年7月-本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局は11月7日、今年第3四半期(2024年7〜9月)及び1〜9月累計の旅…
  2.  マカオ政府衛生局は11月8日夜、マカオで「人食いバクテリア」と呼ばれる細菌のひとつ、ビブリオ・バ…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は11月7日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の住宅価格指数を公表…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月8日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認した…
  5.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun