春節連休前半の訪マカオ旅客数、前年同時期から4.8%増=1月27〜30日の4日間で45万人超

マカオは人口約65万人、面積約30平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオ政府旅遊局(MGTO)の公表した資料によれば、春節連休前半(旧暦の大晦日にあたる1月27日から新春3日目の同月30日までの4日間)の訪マカオ旅客数が前年の同じ時期から4.8%増の45.73万人に上った。

このうち、中国本土旅客は全体の約65%を占める29.9万人で、同4.9%増。

世界遺産が集中する旧市街エリアでは、多くの旅客が集中したことを受け、1月30日から今日(2月1日)まで、3日連続で歩道の一方通行化などの通行規制が敷かれた。

なお、昨年通期(1〜12月)の累計訪マカオ旅客数は3095万0336人で、前年の同じ時期から0.8%増。このうち中国本土旅客は0.2%増の2045万4104人で、全体の66.1%を占めた。年間訪マカオ旅客数が3000万人の大台を上回るのは3年連続。

マカオ旧市街にある世界遺産・セナド広場で開催された春節イベントの様子=1月28日(写真:MGTO)

マカオ旧市街にある世界遺産・セナド広場で開催された春節イベントの様子=1月28日(写真:MGTO)

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