マカオ、会社新設数・登録資本金ともに増=2017年第1四半期

マカオ政府統計調査局は5月5日、今年(2017年)第1四半期の企業統計を発表。会社新設数は前年同期から355社増の1472社、登録資本金は26.6%増の1.6億パタカ(日本円換算:約22.5億円)だった。

業種別では、ホールセール・リテール業が413社、ビジネスサービス業が369社と多かった。なお、解散企業数は27社増の223社で、取り消し資本金は7.3%減の5613万パタカ(約7.9億円)。

登録資本金の規模では、5万パタカ(約70万円)以下が全体の77.5%を占める1141社で、これらの合計資本金は3039万パタカ(約4.3億円)、全体に占める割合は19.6%。一方、100万パタカ(約1406万円)以上は26社で、合計資本金は8413万パタカ(約11.8億円)。

資本金の出所については、マカオからが7225万パタカ(約10.2億円)、中国本土からが4612万パタカ(約6.5億円)で、このうち汎珠江デルタ9省からのものが2171万パタカ(約3.1億円)あり、広東省が88.8%を占めた。株主構成では、株主全員がマカオ籍という企業が873社、マカオとその他の国家または地域の組み合わせが335社。

今年第1四半期末時点のマカオの登録企業数は5万7921社となり、前年から3943社の増。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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