マカオと香港結ぶ高速船が運休…台風7号接近で
- 2017/7/23 10:03
- 香港・大湾区
7月22日午後に発生した台風7号(名称:ロウキー)が華南に向かって進んでいる。
香港天文台は現地時間23日午前9時20分、台風警報シグナルを「8」を発令した。これを受け、マカオと香港を結ぶ高速船を運航するターボジェットとコタイウォータージェットの2社が相次ぎ運休を発表。
香港天文台の発表よれば、午前9時現在、台風は香港の東、約60kmの位置にあり、時速約20kmで西あるいは西北方向に進むと予想されるとのこと。香港の東部に上陸し、東西を横断する可能性もあり、午後まで警報シグナル「8」の発令が続くとの見通しを示した。
なお、香港より西に位置するマカオでは、午前9時現在も警報シグナル「1」を維持している。マカオ政府地球物理気象局(SMG)では、午後にも警報シグナル「3」への引き上げを検討するとしている。
(情報更新)
香港天文台が23日午後1時20分に台風警報シグナルを「3」に引き下げたことを受け、高速船各社は午後1時45分から運航を再開した。滞留した乗客もいることから、臨時便を出して対応にあたるという。