マカオの8月カジノ売上 対前年2割超の増加も…米シティ予測

今年(2017年)7月のマカオのカジノ売上が前年同月比29.2%の大幅増となる229.64億パタカ(日本円換算:約3138億円)を記録し、12ヶ月連続で対前年を上回った。

米シティグループはこのほど発表した最新レポートの中で、8月のマカオのカジノ売上予測について、従来の対前年17%増となる220億パタカ(約3006億円)を維持した。ただし、業界データによれば、今年8月1日から6日までのカジノテーブルによる売上は約43億パタカ(約588億円)、スロットマシン関連による売上は約1.8億パタカ(約25億円)に上り、また、8月1週目の1日平均カジノ売上は約7.5億パタカ(約102億円)で、7月実績の7.41億パタカ(約101億円)を上回る水準で推移しているとのこと。8月は夏休みの多客期にあたることから、仮に月末まで1日平均カジノ売上7.5億パタカを維持した場合、月次で対前年23%増となる232.5億パタカ(約3177億円)に達する可能性もあるとした。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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