マカオの大型カジノIR「スタジオ・シティ」運営会社 米国でのIPO検討

香港証券取引所上場のメルコ・インターナショナル・ディベロップメント社は8月14日、マカオ・コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」運営会社について、米国でのIPOを検討していることを明らかにした。

スタジオ・シティ運営会社は米ナスダック上場のメルコ・リゾーツ&エンターテイメント社(旧メルコ・クラウン・エンターテインメント社)が株式の約51.2%を保有。また、メルコ・インターナショナル・ディベロップメントはメルコ・リゾート&エンターテイメントの株式の60%を保有している。

スタジオ・シティは2015年10月27日に開業。ハリウッド映画がテーマのIRで、ゲーミングテーブル約250台規模のカジノ、約1600室規模の4つ星ホテル、約2.8万平米のショッピングモール、約5000席の多目的アリーナのほか、世界初の8の字型観覧車「ゴールデン・リール」、バットマンをテーマにした4Dライド型アトラクション「バットマン・ダーク・フライト」、世界的イリュージョニストとして知られるフランツ・ハラレー氏プロデュースの常設型マジックアトラクション「ザ・ハウス・オブ・マジック」、アジア初進出となるスペイン・イビザ島の人気クラブ「パチャ・マカオ」などの施設で構成される。

スタジオ・シティ(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

スタジオ・シティ(資料)=マカオ・コタイ地区-本紙撮影

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