マカオで今年初の輸入性マラリア感染例確認…患者はアフリカから商用で渡航の男性

マカオ政府衛生局(SSM)は8月16日午後、マカオにおいて今年初となる輸入性マラリア感染例を確認したと発表した。

患者はアフリカから商用でマカオを訪れている56歳の男性で、アフリア中部のコンゴに長期間滞在していたとのこと。SSMの調査に対し、男性はコンゴでマラリアと診断されたと回答したという。男性は8月11日にタイ・バンコク経由でマカオに到着後、15日になって体調が優れないことから、総合病院の鏡湖醫院を受診。SSMでは、患者の出身地、症状が現れたタイミング、ラボでの検査結果などを総合的に考慮し、輸入性のマラリア感染と判断した。なお、男性のマカオの宿泊先でのルームメイト、仕事仲間にマラリア特有の症状は見受けられないという。

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖医院(資料)-本紙撮影

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖医院(資料)-本紙撮影

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