マカオ、2025年の年間インバウンド旅客数最大4000万人見通し

マカオ政府旅遊局(MGTO)は9月28日、同局が2年間かけてまとめた「マカオ観光業マスタープラン」の最終案を発表した。政府が掲げる「ワールドクラスの観光デスティネーション」を実現するにあたって、この先の15年間に取り組む8つの主目標と関連戦略を盛り込まれたものとなる。

インバウンド旅客数の見通しについては、2015年実績をベースとした試算で、年平均伸長率が1〜2%とした場合、2025年に3300〜3500万人(延べ、以下同)、3〜5%とした場合、同3800〜4000万人に達するとした。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約65万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、海外(中国本土、香港、台湾を含む)から年間およそ3000万人が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

「マカオ観光業マスタープラン」の最終案発表記者会見=2017年9月28日(写真:GCS)

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