マカオギャンブル管理当局、カジノ運営会社に警備強化を要請…ラスベガスの銃撃事件受け

マカオ政府のギャンブル監理部門にあたる博彩監察協調局(DICJ)は10月3日、米国ラスベガスのカジノホテルで現地時間1日に発生した銃撃事件を受け、マカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営に対し、警備強化を要請したと発表した。

今後、中秋節休暇明けにも6陣営の代表を集めた安全対策会議を開く予定という。

DICJによる安全対策会議は今年(2017年)6月2日にフィリピン・マニラのカジノ施設で発生した襲撃・放火事件の直後にも開催された。

マカオは人口約65万人、山手線の内側のおよそ半分にあたる面積約30平方キロという小さな街だが、約40軒のカジノ施設が建ち並び、年間およそ3兆円いう世界一のカジノ売上を誇る都市として知られる。

マカオギャンブル監理当局にあたるDICJ(資料)-本紙撮影

マカオギャンブル監理当局にあたるDICJ(資料)-本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  澳門海關(マカオ税関)は10月6日、同月5日にマカオ国際空港の到着口にある税関検査場で未検疫の大…
  2.  マカオ治安警察局は10月6日、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ域内の各所でキッ…
  3.  マカオで複数の統合型リゾート(IR)を運営するウィンマカオ社は10月4日、マカオ半島新口岸地区に…
  4.  9月初旬から5夜にわたってマカオ半島南部のマカオタワー沖海上で開催された第32回マカオ国際花火コ…
  5.  マカオ司法警察局は10月4日、同月2日にコタイ地区の統合型リゾート(IR)施設内でゲーミング(カ…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun