マカオ政府財政局が10月16日付で公表した最新統計によると、今年（2017年）9月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から12.3%増、前年同月から28.6%減となる667件だった。

平均平米単価は前月から6.0%、前年同月から22.9%のそれぞれ上昇となる10万0487パタカ（日本円換算：約140万円）だった。

マカオの住宅不動産市場をめぐっては、マカオ政府が5月5日に2軒目以降の不動産購入者に対する住宅ローンの貸し出し比率制限を強化する過熱予防策が講じられている。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2015年4月（写真：GCS）