マカオのカジノ併設ホテル客室内で香港女性の遺体発見…練炭自殺か

マカオ司法警察局が11月2日深夜に発表した内容によれば、同日午後6時48分にマカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)併設ホテルから客室の浴室バスタブ内で練炭自殺とみられる女性の遺体が見つかったと消防に通報があったという。

遺体で見つかったのは、この客室に宿泊していた香港出身の女性(62)。チェックアウト予定時間が過ぎても手続きに現れなかったため、ホテルスタッフが午後6時20分に客室を訪れたところ、応答がなかったという。その後、スペアキーでドアを開けたところ、内部からロックが掛かっていたため、工具でこじ開け、客室内に入り、女性の遺体とともに、燃え尽きた炭素室固形燃料を発見したとこのこと。

警察の調べで、女性は10月31日午前に単独で部屋に戻ったことが確認された。警察では、遺体に他殺を疑う点は見当たらず、自殺とみて調査を進めているが、詳しい死因については司法解剖の結果を待つ必要があるとしている。現場から遺書は見つからなかったとのこと。

現場となったマカオコタイ地区のIR併設ホテル(資料)-本紙撮影

現場となったマカオコタイ地区のIR併設ホテル(資料)-本紙撮影

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