マカオ、KYC対応型ATMの普及率9割に…中国本土発行カード利用者に顔認証など要求

マカオでは、昨年(2017年)5月以降、KYC(Know Your Customer)と呼ばれる顧客確認プログラムを搭載したATM(現金自動預け払い機)の導入が進んでいる。

KYC対応ATMでは、中国本土の金融機関が発行したカード(デビットカード、クレジットカード)を利用した現金引き出し取り引きを行うにあたって非接触型ICチップを導入した身分証のタッチと顔認証で本人確認を行う必要があるほか、1回あたりの最大引き出し額が5000パタカ/香港ドル(日本円換算:約7万円)に設定されている。

マカオ金融管理局が1月2日に発表した内容によれば、これまでにKYC対応ATMの設置台数は1040台に達しており、マカオの全ATMの9割に相当するという。

マカオ政府は、KYC対応型ATMを導入する理由について、マネーロンダリング(資金洗浄)防止対策措置であると説明している。

なお、KYC対応型ATMで身分証のタッチと顔認証による本人確認を要し、限度額が設定されるのは中国本土発行のカードを利用する場合のみで、その他の国や地域発行のものは対象外とのこと。

マカオのKYC対応ATM(写真:マカオ金融管理局)

マカオのKYC対応ATM(写真:マカオ金融管理局)

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