マカオのカジノ施設で武装強盗事件想定した模擬訓練実施へ

マカオ警察総局は1月20日、同月23日未明にギャンブル監理部門にあたるDICJと合同でカジノ施設における緊急事態対策訓練を実施すると発表した。

「オオカミ捕獲作戦」と名付けられた今回の訓練には、両局のほか、治安警察局、司法警察局をはじめとした政府機関、カジノ運営企業が参加し、訓練実施場所はコタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)ギャラクシーマカオを予定している。

今回の訓練は、ギャラクシーマカオで武装強盗事件が発生したいうシナリオで実施されるといい、負傷者の救護や人質奪還、爆発物処理への対応も含まれるとのこと。訓練を通じて関係各部門とカジノ運営企業の間のコミュニケーション、指揮系統と連携能力などをテストし、その結果を踏まえて今後の危機対策プランの改善に役立てるとしている。

なお、訓練実施のため、ギャラクシーマカオのJWマリオットホテルマカオ周辺の道路が1月23日午前1時から午前5時まで通行止めとなる。

DICJでは、昨年6月にフィリピン・マニラのカジノ施設で発生した襲撃・放火事件、同10月にラスベガスで発生した銃撃事件の後、それぞれカジノ運営企業の代表者を集めた緊急対策会議を開催し、襲撃事件を想定した模擬訓練の実施が検討されていた。また、今年1月16日にはマカオのカジノ施設でディーラー職スタッフにより約6.8億円相当のゲーミングチップが盗まれる事件も発生したばかり。

ギャラクシーマカオのカジノ施設(資料)—本紙撮影

ギャラクシーマカオのカジノ施設(資料)—本紙撮影

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