マカオから泳いで中国本土側に越境企てたベトナム人5人逮捕

マカオ税関(澳門海關)が1月23日に発表した内容によれば、同月21日にマカオ半島西部にある内港27号ピアから海に入り、対岸にある中国広東省珠海市の湾仔エリア方面に向かって泳いでいる人がいるとの通報を受け、巡視船と高速艇を現場周辺海域に急行させたほか、陸上の巡邏部隊も投入して捜索にあたり、不審な男5人の身柄を確保したという。

男らはいずれもベトナム国籍で、年齢は25歳から45歳。税関のマリーンベースに身柄を移送して調査を行ったところ、このうち2人が密航者であることが判明し、非法再入境罪で送検。残る3人の身柄については治安警察局に引き渡したとした。男らは税関の調べに対し、仕事を求めてマカオに来たが、成功しなかったため、中国本土へ渡ることを企てたなどと供述しているとのこと。

マカオ税関が非法再入境罪で送検したベトナム人の男=2018年1月21日(写真:澳門海關)

マカオ税関が非法再入境罪で送検したベトナム人の男=2018年1月21日(写真:澳門海關)

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