港珠澳大橋経由で香港・マカオ間相互往来可能な自家用車は900台…マカオ分600台

マカオ政府交通事務局は2月13日、港珠澳大橋経由で香港・マカオ間を回数無制限で相互往来可能な自家用車(非商用車)の台数について、香港当局とコンセンサスが取れたと発表した。

具体的な割り当て数については、香港へ乗り入れ可能なマカオ登録の乗用車が600台、マカオへ乗り入れ可能な香港登録の乗用車が300台とのこと。香港へ乗り入れ可能なマカオ登録の乗用車が600台のうち、有効期限1年が500台、同半年が100台。申請方法などの詳細は後日同局が発表する予定とした。

また、マカオ乗り入れ許可の有無に関わらず、香港登録の自家用車は港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション施設までの乗り入れが可能とのこと(事前にイミグレーション施設併設駐車場の予約を確保することが条件)。イミグレーション施設の駐車場から先は、徒歩での通関を経てマカオ域内に入り、路線バスやタクシー等での移動することになる。

建設中の港珠澳大橋。手前がマカオ側イミグレーション施設群の建つ人工島(資料)=2016年7月-本紙撮影

建設中の港珠澳大橋。手前がマカオ側イミグレーション施設群の建つ人工島(資料)=2016年7月-本紙撮影

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