マカオ 18年1月末の外貨準備高約2兆1586億円=前月から0.6%増

マカオ政府金融管理局は2月15日、今年(2018年)1月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が1632億パタカ(202.6億米ドル、日本円換算:約2兆1586億円)だったと発表した。

訂正後の昨年12月の数値1623億パタカ(201.7億米ドル、約2兆1467億円)から0.6%の増となった。

今年1月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約11倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の89.3%だった。

また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は102.1で、前月から2.09ポイント、前年同月から7.55ポイントのそれぞれ下落。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比、前年同月比でいずれもマカオパタカ安の状況にあることを示している。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約65万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間3000万人以上の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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