2月27日、マカオ半島の市街地中心部で2件のスリ被害が連続して発生したことを受け、治安警察局が捜査に着手。

同日午後2時頃、巡回中の警察官が繁華街の高士徳（コシュタ）地区で互いに協力しながらスリのチャンスを伺うような行動をする2人組の男を発見。その後、男らはスリに失敗して逃走を図り、警察官が身柄を拘束したという。

2人の所持品を確認したところ、複数台のスマートフォン、ピンセット、約170パタカ（日本円換算：約2230円）相当の現金が見つかった。

2人は警察の調べに対し、スマートフォン3台と現金はスリによって得たものだと犯行を認める供述したとのこと。スマートフォンについては被害届が出されており、いずれも持ち主に戻されたという。警察では、この中国本土出身の20代と30代の男について、窃盗罪で送検する方針。

逮捕された男2人＝2018年2月27日（写真：マカオ治安警察局）