スタンガン機能付き懐中電灯所持でタイ人の男逮捕…マカオ国際空港の手荷物検査で発見

マカオ治安警察局の発表によれば、4月7日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、マカオで禁制品扱いとなっているスタンガン機能の付いた懐中電灯が見つかった。その後の警察の調査で法律の定める禁止武器に相当するものであると確認されたことから、荷物の持ち主である30代のタイ人を逮捕したとのこと。警察では、男を武器弾薬関連法違反の罪で送検する方針。

マカオ国際空港の手荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガン、メリケンサックなどが発見される事案が相次いでいる。護身用のグッズであっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

タイ人の男の手荷物の中から見つかったスタンガン機能付き懐中電灯(写真:マカオ治安警察局)

タイ人の男の手荷物の中から見つかったスタンガン機能付き懐中電灯(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は9月21日、同月25日から2023〜24年シーズンの無償インフルエン…
  2.  マカオ・コタイ地区で統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオを運営するギャラクシーエンターテイン…
  3.  マカオ治安警察局は9月21日、マカオ警察総局による指揮の下、地域社会の良好な治安環境の維持と保護…
  4.  マカオ保安庁は9月21日、マカオと広東省珠海市横琴新区の玄関口となる横琴口岸(イミグレーション施…
  5.  マカオでは、9月から10月にかけての5夜にわたって「第31回マカオ国際花火コンテスト」が開催され…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年9月号
(vol.123)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun