マカオ政府港務局は15日、フェリーチケットの予約販売状況や近日の旅客動向を元に、今週土日（16、17日）に海路による出入境が混雑のピークを迎えると発表。チケットの事前購入を市民、観光客に呼びかけた。

フェリー運営会社のデータによると、春節7、8日目にあたる16日、17日は週末とも重なり、フェリーチケットの事前予約が通常を上回るペースになっているという。一部時間帯ではすでに完売する便も相次いでいるという。

当局の統計によると、春節元旦から4日目（2月10～13日）にマカオフェリーターミナル（外港）、タイパフェリーターミナルを利用した出入境旅客数は1日平均10万5千人に上り、通常期平日と比較して8割増。今週末（16日、17日）はさらに混雑すると予想しており、チケットの事前予約に加え、運行状況や天候に関する状況を確認し、余裕を持って行動するよう呼びかけている。

マカオ外港フェリーターミナル（資料）―本紙撮影