マカオ警察がキックボードの取り締まり継続…2025年4〜6月の検挙数は15%減の44件
- 2025/7/7 14:49
- 社会・政治
マカオ治安警察局では、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ境内の各所でキックボードに対する取り締まりを継続的に実施しているという。
同局が7月6日に発表した統計資料によれば、今年(2025年)4〜6月に公共道路上を通行する違反行為による検挙数は前年同時期から8件減(15.4%減)の44件だったとのこと。ただし、1〜6月累計では40件増(44.9%増)の129件に上っている。

マカオの道路交通法第12条4項では、キックボード(動力付き含む)の公共道路上での通行を禁止(管理者による通行許可明示地点を除く)とし、違反者には600パタカ(日本円換算:約1.1万円)の反則金を科すと規定している。
同局では、今後も車道及び歩道におけるキックボードに対する取り締まり、またキックボードの公道通行ルールに関する周知活動を続けるほか、自動車の運転者と歩行者に対しても交通ルールを守り、交通安全に努めてほしいと呼びかけを行った。
