毎年恒例のマカオ特別行政区政府本部ビル一般公開日発表…10月27〜28日=立法会ビルでも20日に

毎年恒例となるマカオ特別行政区政府本部ビル(政府総部ビル)の一般公開について、今年(2018年)は10月27日(土)及び28日(日)の2日間にわたって実施されることが発表となった。

政府総部ビルはポルトガル統治時代にマカオ総督府として使われていた歴史的建造物で、現在はマカオ行政長官や政府高官がVIPとの会談などの際に利用している政府中枢施設のひとつ。通常は外観しか見学できないことから、内部を見ることができる貴重な機会として観光客、マカオ市民に人気のイベントとなっている。

会場では警察銀楽隊による演奏や、舞踏パフォーマンス、フラワー展などの催しが予定されれている。両日とも公開時間は午前9時から午後6時まで、料金は無料。自撮り棒、雨傘、飲食物、ペットの持ち込みは不可とのこと。

マカオ特別行政区政府本部ビル(写真:GCS)

マカオ特別行政区政府本部ビル(写真:GCS)

また、10月20日(土)にはマカオ特別行政区立法会ビルの一般公開も行われる。公開時間は午前10時から午後6時まで、料金は無料。普段はテレビや新聞のニュースでしか見ることができない立法議会の本会議場を見学できるほか、講堂で公立音楽学校及び舞踏学校の学生によるパフォーマンスも予定されている。マカオ半島旧市街地にあるホテルシントラ(新麗華酒店)前と立法会ビルの間で無料シャトルバスも用意される(30分間隔)。

マカオ立法会ビル内にある立法議会の本会議場-本紙撮影

マカオ立法会ビル内にある立法議会の本会議場-本紙撮影

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