香港と珠海・マカオ結ぶ港珠澳大橋が10月23日開通式典開催か…香港メディア報じる

中国が国家プロジェクトとして推進している香港と珠海(広東省)、マカオの三地をつなぐ「港珠澳大橋(ホンコン・ジュハイ・マカオ・ブリッジ)」がいよいよ開通するという。

複数の香港メディアが10月17日に報じた内容によれば、10月23日に珠海側で開通式典が開催され、中央政府要人の出席も予定されているとのこと。

港珠澳大橋は海底トンネルと複数の海上橋などで構成され、接続道路を含む総延長は世界最長の55キロに上る。2009年12月に着工し、2018年3月に完成していた。設計寿命は120年。イメージとしては日本の東京湾アクアラインに近く、港珠澳大橋にも海底トンネルと海上橋の境になる人工島に「海ほたる」のような施設が設けられる。

建設中の港珠澳大橋。手前がマカオ側出入境施設(資料)=2018年1月-本紙撮影

建設中の港珠澳大橋。手前がマカオ側出入境施設(資料)=2018年1月-本紙撮影

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