マカオ、世界遺産「ギア要塞」が1ヶ月ぶり一般公開再開…台風22号で施設の一部が破損

9月16日にマカオへ襲来した超大型の台風22号(国際名:マンゴスチン)の影響による強風や浸水が世界遺産を含む多くの文化施設にもダメージを与えたことは記憶に新しい。

このうち、台風シグナル掲揚棒が破損したためおよそ1ヶ月間にわたって閉鎖が続いていた世界遺産「ギア要塞(ギア灯台及びギア教会)」について、マカオ政府文化局が10月17日から一般公開を再開すると発表した。同局によれば、台風シグナル掲揚棒を一時的に撤去し、安全を確保できたとのこと。

ギア要塞の一般公開時間は午前9時から午後6時まで(最終入場午後5時30分)、ギア教会の内部については午前10時から午後5時までとなる。いずれも見学無料。

マカオの世界遺産「ギア要塞(ギア灯台及びギア教会)」(資料)-本紙撮影

マカオの世界遺産「ギア要塞(ギア灯台及びギア教会)」(資料)-本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は11月29日、建設会社の資材置き場からアルミ部材を盗んだとしてマカオ人の男(6…
  2.  マカオ政府統計調査局は11月29日、今年第3四半期(2023年7〜9月期)におけるマカオのホテル…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月29日、今年(2023年)10月の商品貿易統計を公表。  今年…
  4.  マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は11月29日、マカオのタイパフェリーターミナルと香港の尖沙…
  5.  広東省珠海市横琴粤澳深合区(横琴広東マカオ深層協力区)の大型住宅総合プロジェクト「澳門新街坊(マ…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  マカオ航空日本支社の発表によれば、現在成田路線を週4便(火・木・土・日曜)で運航しているが、今年…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオでは、2019年12月に初の軌道系大量輸送機関として新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌…
  5.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年12月号
(vol.126)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun