マカオ 18年10月末の外貨準備高約2兆2381億円=前月末から2.3%増

マカオ政府金融管理局は11月14日、今年(2018年)10月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が前月から2.3%増の1584億マカオパタカ(196.1億米ドル、日本円換算:約2兆2381億円)だったと発表した。

今年10月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約10倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の81.6%だった。

また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は106.5で、前月から1.02ポイント、前年同月から1.94ポイントのそれぞれ上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比、前年同月比でマカオパタカ高の状況にあることを示している。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約66万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3200万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  近年、マカオ政府文化局(ICM)では、文化資産のデジタル化を進め、多くの文物及び文化施設について…
  2.  マカオ金融管理局が9月11日に公表した今年(2024年)7月の住宅及び商業物件向けローン関連統計…
  3.  マカオ治安警察局は9月10日、同月4日に路線バスの車内で乗り合わせていた30代地元女性へ痴漢行為…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)は同空港のオープンに合わせ、1994年9月13日に…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は9月10日、違法な運搬活動(いわゆる運び屋行為)に対する取り締まりの一環…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun