マカオ、18年第3季旅客総消費額対前年15.2%増の約2583億円…1人あたり平均は約2.8万円、ギャンブル除く

マカオは人口約66万人、面積約30平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

昨年(2017年)通期の累計訪マカオ旅客数は3261万0506人で、前年から5.4%増。このうち中国本土旅客は8.5%増の2045万4104人で、全体の66.1%を占めた。年間訪マカオ旅客数が3000万人の大台を突破するのは4年連続のこととなる。今年1〜9月累計の訪マカオ旅客数は前年の同じ時期から8.3%増の2581万3264人。このうち中国本土旅客が13.3%増の1822万1155人で、全体の70.6%を占めた。

マカオ政府統計調査局は11月19日、今年第3四半期(2018年7〜9月期)の旅客消費調査(ギャンブル消費を除く)結果を公表。総消費額は前年の同じ時期から15.2%、今年第2四半期から11.2%のそれぞれ増となる183.5億マカオパタカ(日本円換算:約2583億円)だった。このうち宿泊を伴う旅客の総消費額は前年の同じ時期から17.3%増の152.4億マカオパタカ(約2145億円)、日帰り旅客は5.9%増の31.1億マカオパタカ(約438億円)。

今年第3四半期の旅客1人あたりの平均消費額は前年の同じ時期から5.9%増となる2039マカオパタカ(約2万8698円)。国・地域別では、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土旅客が前年の同じ時期から5.0%増の2306マカオパタカ(約3万2456円)、中国本土個人旅客に限ると2.6%減の2519マカオパタカ(約3万5454円)。中国本土旅客に次いで平均消費額が大きかったのはシンガポール旅客と日本旅客で、それぞれ6.0%増の2230マカオパタカ(約3万1386円)、横ばいの1932マカオパタカ(約2万7192円)。

宿泊を伴う旅客1人あたりの平均消費額は前年の同じ時期から9.9%増の3145マカオパタカ(約4万4264円)、このうち中国本土旅客は10.1%増の3473マカオパタカ(約4万8881円)。日帰り旅客の1人あたり平均消費額は4.9%減の749マカオパタカ(約1万0542円)で、中国本土の個人旅客に限ると14.6%減の1244マカオパタカ(約1万7509円)だった。

消費の内訳については、ショッピングが50.3%、宿泊が24.2%、飲食の18.2%で大半を占めた。旅客1人あたりのショッピング消費は14.8%増の1027マカオパタカ(約1万4456円)で、内訳は化粧品及び香水が46.3%増の339マカオパタカ(約4772円)、食品系土産が4.7%減の252マカオパタカ(約3547円)。渡航目的別では、リゾートステイを目的とした旅客の1人あたり平均消費額が最も高く、17.9%増の2814マカオパタカ(約3万9608円)。コンベンション・エキジビション参加目的は26.7%減の2581マカオパタカ(約3万6329円)、ショッピング目的は11.6%減の2304マカオパタカ(約3万2430万円)。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

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