マカオ、無料インフルエンザ予防接種計画の接種者3割増に

マカオ政府衛生局(SSM)は11月23日、今年(2018年)9月24日に開始した2018-2019年シーズンの無料インフルエンザ予防接種計画について、11月22日までの接種者が前年の同じ時期から29%増となる8万6674人に達したと発表。

目下、同計画は、生後6ヶ月から18歳以下、50歳以上、学校関係者、医療関係者、カジノ勤務者など、高リスクとされるマカオ居民(マカオ居留権保有者)を優先対象として実施されている。接種率は3歳以下の幼児が26%、幼稚園児が59%、小学生が60%、中学・高校生が47%、65歳以上が26%、高齢者介護施設入所者が69%で、いずれも想定通りとのこと。

SSMでは、2018-2019年シーズン向けにインフルエンザ4価ワクチン15万本を購入。有名製薬会社の製品で、ドイツ及び米国で製造されたものという。例年、マカオのインフルエンザ流行は1〜3月にピークを迎えるとし、高リスク層に対して、早期の接種を呼びかけている。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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