マカオ国際空港、12月は4社が4都市との新路線開設…年間旅客数は800万人の大台へ

フィリピンのLCC(格安航空会社)セブパシフィック航空(IATAコード:5J)が12月7日、リゾート地として知られるフィリピン・セブ島のマクタン・セブ国際空港とマカオ国際空港を結ぶ初めての直行定期便を就航した。運航日は月、火、金、日曜の週4往復。

セブとマカオを結ぶ路線の就航はLCCのエアアジア・フィリピン(Z2)に次ぐ2社目となる。

マカオ国際空港運営会社のCAMによれば、このほか12月1日にタイ・エアアジア(FD)のクラビー線、3日にチェジュ航空(7C)の大邱(テグ)線が就航済み、18日には中国東方航空(MU)の昆明線が就航を予定しているとのこと。

また、12月はホリデーシーズンにあたることから、台湾及び東南アジア路線で増便、日本の札幌と広島にチャーター便の運航予定もあるという。

CAMマーケティング部のエリック・フォン(方曉健)ダイレクターは、今年のマカオ国際空港の旅客数はこれまでに延べ750万人を突破しており、通年では15%増の800万人に達する見込みとした。

マカオ国際空港で開催されたセブパシフィック航空のマカオ〜セブ線就航記念式典=2018年12月7日(写真:CAM)

マカオ国際空港で開催されたセブパシフィック航空のマカオ〜セブ線就航記念式典=2018年12月7日(写真:CAM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  2.  マカオ治安警察局は7月26日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  3.  ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニュ…
  4.  マカオ司法警察局は7月25日、マカオで覚醒剤の密売したとしてタンザニア人旅客の20代の男を逮捕し…
  5.  マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun