マカオから23人の高校生訪日団…東京と広島へ9日間=日本政府実施の友好促進事業で

マカオ政府教育・青年局(DSEJ)は12月7日、同局が組織する23人の高校生が同月9日から17日まで9日間にわたって日本を訪れ、東京都と広島県で日本の高校生との交流活動に参加するほか、文化、経済、環境関連施設を見学すると発表した。

今回の訪日はアジア大洋州諸国及び地域との間の青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環で、日本政府が対日理解および日中両国青年間の友好促進を目的として、マカオ特別行政区政府の協力を得て実施するもの。

日程案によれば、マカオの高校生一行は初日から3日目まで東京に滞在。日本科学未来館、皇居二重橋、東京タワーの見学のほか、「赤ちゃんとロボット〜人工知能研究が目指す未来〜」がテーマにセミナーの聴講、東京都立淵江高校での学校交流に参加。4日目に広島県へ移動し、北広島町でホームステイを体験。7日目にかけて滞在する広島県では、杓子づくり体験、厳島神社、広島城、平和記念資料館及び平和記念公園の見学のほか、武田学園武田中学・高校と交流する。7日目午後に再び東京へ移動し、8日目に江戸東京博物館、しながわ防災体験館を見学し、9日目午前に成田空港から帰路につく。

今回マカオから参加する23人の高校生は学校推薦を経てDSEJが面接等の試験で選抜した優秀な学生という。

なお、香港の高校生およそ50人も同日程で訪日する。香港団の訪問先は東京都、茨城県、滋賀県、京都府を予定している。

マカオ高校生訪日団(写真:DSEJ)

マカオ高校生訪日団(写真:DSEJ)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  2.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  3.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  5.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun