マカオ内港周辺の海上浮遊ゴミ量が急増…ソファや冷蔵庫まで=海事局が清掃強化

マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は1月29日、近日マカオ半島西部の内港及び筷子基一帯の沿岸における海上浮遊ゴミの清掃を強化して臨んでいると発表した。

同局によれば、海上浮遊ゴミの収集量は通常時期で約500キログラム程度だが、近日は2〜3割増で推移しているとのこと。その大半が生活ゴミで、ソファ、マットレス、冷蔵庫といった大型のものも含まれ、清掃作業も難儀しているとのこと。

同局では、防護ネットを張り巡らせ、港湾設備や死角にあたる場所にゴミが流れ出さないように対処したというが、同時に周辺の巡回及び啓蒙活動も強化していくとした。

目下、マカオは旧正月(春節)を控えた「年の瀬」にあたり、ゴミが増える時期となっている。マカオ市政署が臨時の大型ゴミ集積所をしない各所に設けている。

マカオ政府海事・水務局による海上ゴミの清掃作業の様子(写真:DSAMA)

マカオ政府海事・水務局による海上ゴミの清掃作業の様子(写真:DSAMA)

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