マカオ民航局、春節シーズンに臨時便とチャーター便183フライトを認可…日本方面は大阪と札幌の往来

マカオ特別行政区民航局(AACM)は1月29日、マカオからの航空機による外遊需要が高まる春節(旧正月)シーズンにあたる1月21日から2月28日までの間にマカオ国際空港及びマカオ外港フェリーターミナル併設のヘリポートを発着する臨時便とチャーター便の183フライトの運航申請を認可したと発表。

申請したのはマカオ国際空港を拠点とするマカオ航空のほか、中国の吉祥航空及び中国東方航空、スカイシャトルのブランド名でヘリコプターを運行するイーストアジアエアラインの4社で、路線別の内訳は中国本土の上海、温州、成都、常州、鄭州、深セン(ヘリコプター)との間に151フライト、台湾の台北との間に25フライト、ベトナムのダナンとの間に10フライト、タイのバンコクとの間に8フライト、日本の大阪と札幌との間に4フライト。

なお、今年の春節シーズンの臨時便とチャーター便の数は前年同時期(80フライト)との比較でおよそ2倍となる。

現在、マカオと日本との間の定期便はマカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年3月31日からは福岡線が週4便に、7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。

マカオ国際空港(写真:AACM)

マカオ国際空港(写真:AACM)

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