マカオ国際空港に自動チェックイン機登場…マカオ航空及びアモイ航空便に対応

マカオ国際空港運営会社のCAMは3月15日、同月11日に出発エリアのチェックインカウンター付近に自動チェックイン機を設置したと発表。

自動チェックイン機は、パスポートの読み取り、座席の選択、ボーディングパスの発行ができ、預け入れ手荷物がある場合、自動チェックイン機利用者の専用カウンターで手続きするかたちとなる。

現時点では、マカオ航空(澳門航空、NX)及びアモイ航空(廈門航空、MF)の利用者が対象だが、CAMによれば、今後、参加航空会社が増える見込みとのこと。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。現在、日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年3月31日からは福岡線が週4便に、7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。

マカオ国際空港に設置された自動チェックイン機(写真:CAM)

マカオ国際空港に設置された自動チェックイン機(写真:CAM)

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