マカオ国際空港が成田国際空港訪問団迎えビジネス交流

マカオ国際空港運営会社のCAMは4月25日、同月17日に成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長率いる訪問団をマカオに迎え、ビジネス交流を行ったと発表。

CAM発出のプレスリリースによれば、視察を終えた成田国際空港訪問団一行から、マカオ国際空港の高効率運営及び非航空部門売上について評価を得たほか、マカオにおけるビジネスジェットの成長状況、空港全体計画、施設の改善などに関して話し合いを行い、マカオ国際空港のビジネスに対する理解がより深まったとのこと。マカオ国際空港と成田国際空港は長期にわたる友好関係にあり、今回、それぞれの空港の最新状況を紹介し合うなど十分なコニュニケーションを図り、互いに学びがあったとした。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週4往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。今年7月1日からは成田線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。目下、年間旅客数キャパシティを1000万人に増やす拡張工事が進められている。

マカオ国際空港と成田国際空港によるビジネス交流=2019年4月17日、マカオ国際空港(写真:CAM)

マカオ国際空港と成田国際空港によるビジネス交流=2019年4月17日、マカオ国際空港(写真:CAM)

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