マカオ、労働節ホリデー初日のインバウンド旅客数18万人超…前年同日から77%増

中国本土で4連休(5月1〜4日)となる労働節ホリデー(五・一假期)シーズンは年間延べ約3580万人(昨年実績)のインバウンド旅客を誇るアジア有数の観光都市マカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。

出入境管理を管轄するマカオ治安警察局は5月2日、労働節ホリデー初日にあたる5月1日の出入境旅客統計を公表。同日の入境旅客数は32万6237人(延べ、以下同)、出境旅客数は29万3188人で、インバウンド旅客数に限ると前年の同じ日から76.92%の大幅増となる18万3323人に上った。

治安警察局は4月30日に公表した事前予測によれば、労働節ホリデー4日間の出入境旅客数は220万人超、インバウンド旅客に限ると60万人超(それぞれ前年同時期から2割増)に達する見通し。

マカオ治安警察局は警察官を増派して交通整理や旅客のサポートにあたるとしている(写真:マカオ治安警察局)

マカオ治安警察局は警察官を増派して交通整理や旅客のサポートにあたるとしている(写真:マカオ治安警察局)

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