マカオ、19年第1季の総体住宅価格指数263.4…前年第4季から2.0%下落

マカオ政府統計調査局は5月8日、今年第1四半期(2019年1〜3月期)の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は263.4で、前回調査(昨年12月〜今年2月期)から0.2%上昇。エリア別ではマカオ半島が横ばいの265.3、タイパ島・コロアン島が1.2%上昇の255.4。

現住物件(中古)の価格指数は0.1%上昇の283.9。エリア別にみると、マカオ半島が0.4%下落の277.9、タイパ・コロアン島が1.8%上昇の309.8。築年数別では、11〜20年と20年以上がそれぞれ2.7%、1.1%の上昇。未完成物件(プレビルド)については1.9%上昇の272.1。

前の四半期(2018年第4季=10〜12月期)との比較では、総体住宅価格指数が2.0%、中古が2.1%のそれぞれ下落。プレビルドは横ばいだった。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

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