マカオ衛生局、日本製の鼻炎薬1商品の回収を指示…理由は微生物限度超え

マカオ政府衛生局(SSM)は7月18日、マカオ市場に流通する薬品に対する通常サンプリング検査の結果、日本の製薬会社・米田薬品株式会社が生産した鼻炎薬「ビエンリックK錠」について、微生物限度が薬局方基準を超えたことがわかったとし、輸入業者に対して回収を指示したと発表。

輸入業者がSSMに提供した資料によれば、当該商品はマカオの薬局に供給されているという。SSMでは、輸入業者及び卸売業者に対して商品の回収を要求済みとし、すでに購入した場合は薬局の薬剤師に相談し、処理の手配を受けるよう呼びかけた。

マカオ政府衛生局が回収を指示した日本製の鼻炎薬(写真:SSM)

マカオ政府衛生局が回収を指示した日本製の鼻炎薬(写真:SSM)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…
  2.  リード・エグジビションズ社は9月26日、アジアにおけるゲーミング(カジノ)・エンターテインメント…
  3.  マカオ治安警察局は9月25日、ドリンクを購入する際に高額紙幣を出し、店員を急かして混乱させる手口…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)などを運営するSJMリゾーツは9月25日、台湾のIam Creat…
  5.  イタリアの老舗ラグジュアリージュエリーブランドとして世界的に知られる「ブチェラッティ(Bucce…

ピックアップ記事

  1.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun