マカオ行政長官と日本の片山さつき内閣府特命担当大臣が会談…多方面における協力関係深化について意見交換

崔世安(フェルナンド・チュイ)マカオ特別行政区行政長官は8月13日午後、マカオ政府本部で日本の片山さつき参議院議員、内閣府特命担当大臣(地方創生兼女性活躍)と会談し、日本とマカオの間の多方面における協力関係深化について意見交換を行った。

マカオ行政長官事務所の発表によれば、片山大臣は日本とマカオはとても良い関係を維持しており、両地間の文化、観光など多方面における協力の強化を継続できるとしたほか、日本がすでに高齢化社会に入る中、人工知能(AI)を活用した高齢者介護サービスの開発促進を進めていきたいとし、スマートシティを目指すマカオと当該分野におけるより多くの協力を行うことができるとの考えを示したとのこと。

また、崔行政長官は、マカオと日本は良好な関係を築き、在香港日本国総領事館を橋渡し役として多方面での協力を展開し、日本もマカオにおいて少なくない投資をしてきたとことを挙げ、これまでに築いた基礎の上に、ビジネス、観光、文化、教育、エンジニアリング・建設、環境保護といった多くの分野において、将来的に両地の協力関係を一層深めることができると述べたという。

マカオ政府本部で会談した片山さつき大臣(左)と崔世安マカオ特別行政区行政長官(右)=2019年8月13日(写真:GCS)

マカオ政府本部で会談した片山さつき大臣(左)と崔世安マカオ特別行政区行政長官(右)=2019年8月13日(写真:GCS)

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