マカオで『わたせせいぞう展』初開催…「アートマカオ」日本パビリオンで9月22日まで

 マカオの大規模文化芸術フェスティバル「アートマカオ」日本パビリオン(塔石ギャラリー)で、今年(2019年)で画業45周年を迎えた日本の著名コミック作家・イラストレーター、わたせせいぞう氏の作品展『Exhibition by WATASE SEIZO』(主催:在香港日本国総領事館、協力:アップルファーム)が8月31日から9月22日まで開催される。

 わたせせいぞう展のマカオでの開催は今回が初めて。30日夜にはオープニングセレモニーと内覧会が行われ、マカオや香港からアート、メディア、教育関係者らが数多く出席した。

 今回の作品展には、日本の四季折々の風情や観光名所を描いたイラストを中心に、代表作『ハートカクテル」ほかコミックの一部、マカオの街を描いた雑誌の表紙パネルなど、およそ20点が展示されている。

 今回のオープニングセレモニーと内覧会では、福岡県香港事務所がミニブースを出し、八女市の日本酒や八女茶の試飲のほか、門司港駅をモチーフにした出展作品と絡めた北九州市の観光PRも行われた。

 「アートマカオ」日本パビリオンでは、期間中を通じて日本の文化と芸術をテーマにした様々な展示が行われている。オープン時間は午前10時から午後6時まで、入館無料。

マカオ『わたせせいぞう展』告知ポスター(図版提供:在香港日本国総領事館)

マカオ『わたせせいぞう展』告知ポスター(図版提供:在香港日本国総領事館)


マカオ『わたせせいぞう展』出展作品の一部=2019年8月30日、アートマカオ」日本パビリオン(塔石ギャラリー)にて本紙撮影

マカオ『わたせせいぞう展』出展作品の一部=2019年8月30日、アートマカオ」日本パビリオン(塔石ギャラリー)にて本紙撮影

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