マカオ、中秋節を前にランタンの設置作業進む…中国の建国70周年に合わせデザインも多元化

 マカオ市政署(IAM)は8月30日、中秋節(9月13日)を前に、季節の風物詩となる中国伝統のランタンや装飾の設置作業を市内各所で進めていると発表した。

 今年のランタンの設置場所は主要観光名所、公園、幹線道路を中心に66箇所を予定しているとのこと。中秋節のすぐ後には中国の建国記念日にあたる国慶節(10月1日)があり、今年は建国70周年にあたることから、ランタンや装飾に祝賀メッセージなどを盛り込むなど、デザインも多元化されるという。点灯期間は9月上旬から10月上旬までの予定。

 IAMによれば、予算は前年から7.5%増の約634万マカオパタカ(日本円換算:約8304万円)とのこと。

世界遺産・セナド広場に設置されるランタントンネルのイメージ(写真:IAM)

世界遺産・セナド広場に設置されるランタントンネルのイメージ(写真:IAM)

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