「スタジオ・シティ マカオ」の屋内レジャー施設が大充実…VRなど最新技術応用した体験型エンタメやトランポリンパークが続々登場

マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ マカオ」では、今年に入って以降、VRなど最新技術を応用した体験型エンタメとトランポリン・パークの2つの屋内レジャー施設のオープンが相次いだ。いずれもカップルや家族連れで楽しめる内容となっており、マカオの新たな観光名所として注目を集めている。

《レジェンドヒーローズパーク》
VR、AR、ホログラム、モーション・トラッキング、プロジェクション・マッピングといった最新技術を応用した多くの体験型アトラクションを擁する日本発の総合エンターテイメントテーマパーク。2フロアにわたって4つのゾーンで構成され、アトラクション要素の強いVRアミューズメントマシンをはじめ、各種スポーツマシン、カーレース、K-POPホログラムコンサートなど60種類以上のゲームが楽しめる。また、ロボットバリスタカフェも併設。営業時間は12:00〜21:00(カフェは8:00〜)、年中無休。

"ROBOT VR"(写真:Studio City Macau)

“ROBOT VR”(写真:Studio City Macau)

チケットは3種類あり、「EXPLORER」(1000ポイント分)が1人あたり100マカオパタカ(日本円換算:約1350円)、「HEROES」(2500ポイント分)が1人あたり200マカオパタカ(約2700円)、「FAMILY」(6000ポイント分)が最大4人までで500マカオパタカ(約6750円)。なお、ゲームをプレイするのに必要なポイントは200〜1200ポイントの範囲で、目安として1時間遊ぶには2000ポイント程度が必要とのこと。入場時に身につけるリストバンドは当日中有効で、入退場は自由。ポイントを使い切った場合は、園内でチャージすることが可能。詳細は公式ウェブサイト(https://www.legend-park.com/)参照。

"SCREEN TENNIS"(写真:Studio City Macau)

“SCREEN TENNIS”(写真:Studio City Macau)

《フリップアウト》
マカオ初となる大型室内トランポリンパーク。英国発祥で、世界に78ヶ所展開している。スポーツが苦手だったり、日頃運動不足という人でも簡単かつ安全にジャンプを楽しめるよう工夫されている。施設内は年齢別にコーナー分けされているので、小さな子供連れのファミリーも安心して来場できる。

"ADULTS PARKOUR"(写真:Studio City Macau)

“ADULTS PARKOUR”(写真:Studio City Macau)

施設のロケーションは2階(L2)、営業時間は月〜木曜が11:00〜20:00、金曜が11:00〜21:00、土曜が10:00〜22:00、日曜が10:00〜20:00。チケットは子供(18歳未満)が1時間あたり150マカオパタカ(約2000円)、大人が同200マカオパタカ(約2700円)、トランポリン施設を使用しない同伴入場者は1人あたり50マカオパタカ(約680円)となっている。詳細は公式ウェブサイト(http://flipoutmacau.com/)参照。

"LAMBO AREA"(写真:Studio City Macau)

“LAMBO AREA”(写真:Studio City Macau)

このほか、スタジオ・シティ マカオには8の字型観覧車《ゴールデン・リール》、4Dフライトシュミレーター《バットマン・ダーク・フライト》、ワーナー・ブラザーズのキャラクターをテーマにしたプレイグラウンド《ワーナー・ブラザーズ・ファン・ゾーン》といった天候の影響を受けず、快適に遊べる屋内型のレジャー施設が揃う。施設全体の概要は公式ウェブサイト(https://www.studiocity-macau.com/)を参照いただきたい。

スタジオ・シティ・マカオ外観イメージ(写真:Melco Resorts & Entertainment Limited)

スタジオ・シティ・マカオ外観イメージ(写真:Melco Resorts & Entertainment Limited)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  澳門海關(マカオ税関)は4月28日、各イミグレーション施設で検査体制の強化を図り、違法な運搬活動…
  2.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  3.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  4.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun